製品
日本PCボックスカルバート製品協会
昭和41年、伊丹空港の雨水排水路建設にあたり、部材厚の薄肉化・急速施工といった要求性能に合致する、プレストレストコンクリート構造のボックスカルバート及びPC鋼棒による縦締め連結工法を同時に開発し、 採用されました。その優位性が高く評価されたことに加え、その後に小口径で更なる経済性を追求した、HTC(ハイテンションコンクリート)ボックスカルバートを開発し、これら2大主力製品の需要が全国的に広まり、昭和56年に全国50社におよぶ全国組織として協会が設立されました。
全国コネクトホール工業会
底版から蓋までを一体化できる下水道用組立式マンホール「コネクトホール」の開発に伴い、昭和58年に全国のコンクリート二次製品メーカー及び資材メーカーの17社により工業会が設立され、各種コネクトホールを全国に供給しています。
PC耐震性防火水槽協会
昭和49年にPC防火水槽を開発し、昭和59年に(財)日本消防設備安全センターの型式認定を取得、その後、全国に普及させるため、昭和61年に全国のコンクリート二次製品メーカー11社により協会が設立され、防火水槽及び耐震性貯水槽を全国に供給しています。
日本雨水貯溜システム協会
1000㎥以上の中・大規模の雨水貯留槽への対応として、7種類の部材から構築される、内部が梁・柱構造の「PC雨水貯溜槽アグア」を開発し、平成7年に熱海市で第一号を施工したのを機に、平成7年に全国の20社により協会が設立されました。その後実績を積み重ね、貯留量、現場条件、敷地形状等から自在に選択できる新しい製品をラインアップしています。
工法
TB(タッチボンド)工法研究会
TB(タッチボンド)工法は、コンクリート製品どうしをTB ボンドで接着接合することにより継手部を柔軟な構造にし、レベル2地震時の地盤の変位に自在に追随できる耐震性接着継手工法です。建設技術審査証明を取得し、技術の優位性が証明されたことを機に、平成20年に全国の29社により研究会が設立され、耐震性に優れた安全・安心なインフラを供給することを目的として、全国展開を推し進めています。