BCCS工法(ボックスカルバートキャリッジシステム)
ボックスカルバート台車敷設工法
- 市街地、鉄道および道路高架の下など、移動式クレーンが近寄れない場所でも荷卸し
地点が一箇所あれば施工が可能 - 製品質量は最大30tonまで搬送可能
- 移動式クレーンの稼働時間を短縮できるため、CO2の排出量を削減することができる
- 据付時は油圧ジャッキ及びスライド機構を操作し、上下方向及び左右方向を微調整す
ることで高精度の施工管理が可能
工法種別
A工法(ブラケット工法)
上方空間に制限がある場合
施工条件
①b≧400㎜(製品外面より土留め壁面までの間隔)
②h≧200㎜(製品頂版天端より切梁下面等の上方障害物までの間隔)
B工法(凸型基礎工法)
上方空間の制限に加え、施工幅にも制限がある場合
施工条件
①b≧200㎜(製品外面より土留め壁面までの間隔)
②h≧200㎜(製品頂版天端より切梁下面等の上方障害物までの間隔)
③b1≧300㎜(台車設置に必要な幅)
④h1≧250㎜(台車設置に必要な高さ)
(30t台車の場合、h1=280㎜)
施工事例
急カーブ(R=13.746m)施工、TBコーキング工法
構造形式:上下2分割PRCボックスカルバート
製品寸法:内幅4200×内高4100×長さ1500mm
使用目的:雨水函渠